ノンケビデオとホモビデオ (2002/09/09)  
 この前友人とDVDやビデオの話をしていました。カテゴリーはアカデミックなものからアニメ、PV関連を流れ、そしてアダルトビデオへ。これらの会話を通して得られるメリットは情報。どんなビデオが良かったか、また逆にどんなビデオが良くなかったかの情報です。まあ特にここで断るほどのことでもないですが。しかし特にブラックボックス化しているアダルトビデオにおいてはお金を払ってはずれくじを引くこともままあるわけで、そういう事態にはなるべく遇いたくないですわな。避けられない部類を除いては(苦笑)。まあそこらへん、好みが似通った相手との情報交換はとても有意義なものということで(笑)。

  「最近何か手に入れた?」
  「うん。Y○○でビデオ買ってみた。結構当りだったよ。」
  「ふーん。なんていうタイトル?」
  「デブ○○ケツマン○○ブ。元相撲取り見習だとかいう(^^;)。」
  「へー、あれ買ったんだ。で、どうだった?」
  「うん。割と良かったよ。結構抜けたし(^^;)。」
  「今度貸して。」
  「いいよ。」
  「ありがと。じゃあその時アレ(別タイトル)もってくるわ。」
  「おぉ、ありがと。ソレ前から見たかったんだわ。」

 とまあこんな具合に、交換するのは言葉だけではない場合もあったりするわけです(^^)。またこの2人だけの好みに限らず世論としてはどうなのか。どんなものが流行っているのか。どんなものが廃れて来ているのか。需要と供給のバランス等はどうなのか。などという高尚な話にまで突入し数時間があっという間に過ぎ去りました。もうアホですね(苦笑)。しかし大手オークションのカテゴリには「ゲイビデオ」なるものも存在し、ことゲイビジネスに少なからぬ関心がある僕としては重要な情報であったりするのです。

 会話の中で次のような問題が浮かび上がりました。例えばの話。あなた好み、ストライクゾーンど真ん中の男が向かいの家に住んでいたとします。あなたは日頃からいつかあの男とセックスしたいなぁ、と思っています。しかし彼とは話すらしたことがなく、この先きっかけさえも作れそうにありません。依然生態はベールに包まれたまま。当然セクシャリティなんて分かりゃしない状況です。(まあほとんどノンケだろうけど。この時点では。)

 ある日あなたはオークションサイトを眺めていました。やがてアダルトビデオのカテゴリーに辿り着きます。そこで数分いろいろ見ていたら見覚えのある男が・・・なんと向かいの家に住むその男が出演しているアダルトビデオを発見してしまったのです。ビデオの紹介では、その男が裸体を露わにし一匹の動物になってセックスをしている姿がキャプチャーされてます。あなたはどぉーーーしてもそのビデオが欲しくなりました(^^)。

 ここで問題です。つーか選択問題。あなたがこれから手に入れようとしているそのビデオ。それはノンケビデオであって欲しいですか? それともホモビデオであって欲しいですか? それともそんなことはどーでも良いですか? ・・・・・これでその友人と結構盛り上がったのですが、今になって活字にしてみると大したことじゃないですね(^^;)。時制も仮定法もメチャクチャで、おまけにステレオタイプだよね(苦笑)。

 んで、この問題に対する僕と友人の答えは結構きれいに分かれてしまいました。友人が言うには、そのビデオがホモビデオであった方が断然嬉しいのだそうです。さらに大方のホモは自分とたぶん同じ意見だろうとも主張するのです。本当にそうでしょうか? 確かに女体を見ることすら嫌がるホモはいる。女とセックスをする男を毛嫌いするホモも確かにいる。ハッテン場でバイの人が迂闊に「僕は女ともデキま〜す(^^)」などと大声で言えないのは(言う必要もないけど^^;)、それを聞いて気を悪くする人が当然いるから。そんなこんなでそれらに重点をおいて改めて考えてみると友人の意見はやはりホモの大方の意見なのだろうかと思えてしまったんです。それまでは僕は反対にノンケビデオに出ていた方がむしろ萌えるのではなかろうか、と思っていました。そしてそのように考えるホモも結構な割合でいるとも思っていたんですよね。当たり前のことを何を今更って感じでしょうか(^^;)。

 まあノンケを追いかけても幸せにはなれない(幸せになれる可能性は極めて低い)ことぐらいは僕だってもちろん合点承知の助です。でもことビデオの世界となると別なんだよなぁ。何故だろう? また今度暇な時間があったら考えてみるべか。今夜はもう抜いて寝てしまおう(^^)。


ガチムチたんハァハァ